海外旅行の楽しみの一つは、現地でしか手に入らないお土産を持ち帰ることですよね。でも、帰国時に「これ、持ち込めません!」と言われたらショックですよね。そこで、今回は日本に持ち込めない食べ物についてご紹介します。

1. 肉類・肉製品

まずは、肉類。ビーフジャーキーやハム、ソーセージ、ベーコンなど、どれも美味しいですが、日本に持ち込むのはほとんどNGです。動物検疫の対象となり、検査証明書がないと持ち込めなかったり、旅土産としては難しいです。空港で「このハム、持ち込めません!」と言われる前に、しっかり確認しておきましょう。

2. 乳製品

次に、乳製品。生乳や生クリーム、バター、チーズなどは持ち込みが制限されています。ただし、缶詰や瓶詰、レトルト加工品などの加熱滅菌されたものなど一部例外ですが、基本的には持ち込みが難しいです。たとえばチーズの場合、プロセスチーズが検疫対象外なので持ち込みがOKです。持ち帰りたいチーズがある場合、こちらの動物検疫所の公式ページで確認してから判断するのが良いでしょう。

3. フルーツ類

果物も要注意!ハワイやグアムで買ったオレンジやバナナ、パパイヤ、マンゴーなどは持ち込めません。フルーツ好きの皆さん、残念ですが、日本で美味しい果物を楽しみましょう。
ちなみに、ドライフルーツを持ち込む際は注意が必要です。詳しくは、農林水産省のこちらのページをご確認するのがオススメです。

4.
野菜

フルーツと同様、野菜の持ち込みも厳しく規制されています。また、土が付着した野菜や植物も持ち込むことができません。これは、病害虫の侵入を防ぐための措置です。基本的に、海外の新鮮な野菜やハーブを持ち込むことはできないとおくと良いでしょう。
もし野菜を持ち込む際には、輸出の検査や申請書が必要となり、この証明書がない場合、持ち込みはできません。フルーツや野菜の持ち込みに関する詳細は、こちらの植物防疫所のホームページを確認しましょう。

植物防疫所では、次のような植物の持ち込みに関する冊子を作成しています。とても分かりやすい資料なので、ぜひ参考にしてみてください!

@植物検疫所
「海外から植物を持ち込む場合の植物検疫のお知らせ」

5.
ナッツ類

実はナッツ類も注意が必要です。特に、殻付きのナッツや生のナッツは植物検疫の対象となります。チョコレートがかかった加工されたナッツやローストされたものは基本的に持ち込み可能です。注意する必要があるのは、お菓子のナッツではなく、生や殻付きの物です。

まとめ

海外旅行の際には、現地で購入したお土産が日本に持ち込めるかどうかを事前に確認しておくことが大切です。せっかくの思い出が税関で没収されてしまわないよう、しっかりと準備をして楽しい旅行を締めくくりましょう。