1.
完璧じゃなくていい!

「英語が完璧になってから」「まだ外国語が話せない」真面目な人ほど渡航するのを躊躇ってしまうことも。準備万全でないと不安になるかもしれませんが、完璧を目指しすぎると時間はどんどん過ぎていきます。
現地での不安は、現地で解決するのが一番です。分からない単語はスマホで調べる、言いたいことが英語にできないときは翻訳機を使う。
幸い、すべてが自分の力でなくても海外で暮らすことができる時代です。不安をなくすため完璧になるのも大事ですが「時間をかけすぎて渡航するタイミングを逃した!」なんてことにならないように。

2.
必要なのは、一歩を踏み出す勇気

完璧になることよりも大事なのは、もしかすると最初の一歩を踏み出す勇気かもしれません。行動を起こすことが旅に出る一番の鍵です。深く考え始める前に、航空券や宿泊先を予約してしまいましょう。
予約をしたら、あとは行くしかないのですから。

3.
心配しすぎないことも大事

「万が一のために心配する」というのは決して悪いことではありません。
しかし「石橋を叩きすぎて結局渡れない」というのは、もったいないです。すべてのリスクを事前に考えすぎないのも大切なことです。現地での対応力を信じ、予期せぬ出来事は自分を成長させるチャンスと捉えましょう。

4.
柔軟な心構え

現地で何が起こるのか、それを予測するのは不可能です。事前の準備を怠らないことは大切です。そして、予期せぬ出来事をポジティブに受け入れ、柔軟に対応することを心がけましょう。

私の経験ですが、借りたアパートの入室方法が分からない上、スマホの充電が切れて、オーナーと上手く連絡がとれなかった事があります。その後、現地の親切な方に助けられ、2時間後に入室することができました。見知らぬ土地でとても不安な経験でしたが、同時にどんな出来事でも柔軟に対応することの大切を学びました。そして、人の親切さを知り、その優しさを決して忘れないようにしたいと思いました。

5.
インターネットを活用

遠い異国の事情もインターネットですぐに調べられる時代。不安解消のために、旅行アプリやSNSを活用して、現地の情報や口コミを収集するのも良いでしょう。ただし、調べすぎて本当に現地で上手く過ごせるか不安になり行動できなかったなんて逆効果にならないように注意しましょう。

6.
言葉の壁も楽しむこと

海外に行くのをためらう理由の一つは「言葉の壁」でしょう。確かに、海外に行くと分からない物だらけです。それと同時に、海外で生活するうえで必要なのは「最低限の語学と前向きな気持ち」だと感じるでしょう。言いたいことが外国語で言えなければ、翻訳アプリを使いましょう。
渡航する際にwi-fiを持っていると、SIMカードを準備する手間もギガ数を気にする心配もなく、安心して過ごせます。渡航する日数分だけレンタルできるのも、レンタルwi-fiのメリットです!

スマホを出すタイミングがなければ、ジェスチャーで何とか伝えることもできます。大切なのは言葉が通じなくてもコミュニケーションを楽しむ心構えです。

7.
小さな目標と共に旅をする

「何しに旅行に行ったの?」と旅の目的を聞かれることはよくあります。しかし、旅の目標を尋ねられることは珍しいかもしれません。
旅をする際は、小さな目標を考えておくのがオススメです。具体的には「新しい料理を試す」「一日一回地元の人と話す」「ファーマーズマーケットで買い物をする」など、達成しやすい小さな目標を立ててみましょう。できれば、現地に関わる目標がおすすめです。数日の旅行でも小さな目標と共に旅をすることで、非日常をより楽しめると共に目標の達成感を得ることができます。それが自己肯定感を高めることにもつながり、そして自信にもなります。

8.
自分を信じる

一歩、海外に出ると「日本人」という自分は「外国人」になります。現地の人から見ると「日本人」はどのように映るでしょう?
すべての人が親切な人とは限りません。「アジア人だから」というだけで犯罪に巻き込まれる可能性もあります。海外に出たら、普段より気を引き締めること、そして自分の判断力や対応力を信じることが大切です。不安を乗り越えた先には、新たな自分との出会いがあります。

そして、国籍問わず良心的で手を差し伸べてくれる人もたくさんいます。どんな出会いがあるのか、日本から一歩外に出なければ味わえないこともあります。自分を信じて外の世界へ渡ってみましょう!