通常、辞書は単語の意味調べに通常使います。しかし、辞書を単語帳代わりにする勉強法があります。実のところ、私も辞書を単語帳として勉強している一人です。
今回は、辞書を単語帳代わりにするちょっと変わった勉強をする理由を実体験も含め書いていきたいと思います。
理由1
学んでいる言語がマイナーで
単語帳がないから
自分が興味を持っている分野の単語帳がなく、辞書を単語帳代わりに使うことがあります。英語やフランス語、中国語など第二言語として選ばれる言語は、多くの出版社から単語帳が出されています。
しかし、話者の少ない言語は単語帳が発刊されていない可能性が高いです。あるいは、廃版してプレミアが付いている場合も!なかなか良い書籍に出会えず苦労されているかもしれません。
すべての人に適しているとは言い難いかもしれませんが、ほぼ100%の言語が発刊されている辞書で勉強する方法があることをお伝えしたいと思います。
注意点として、マイナー言語の場合、日本語の辞書が発刊されていない場合もあります。その場合、OxfordやLongmanなどの洋書の辞書で勉強することも視野に入れておくと良いでしょう。
理由2
試験や専門分野の単語帳は
値段が高いから
TOEICやTOEFLなど試験対策用の単語帳はたくさん発刊されています。しかし「試験が終わったら消耗品となってしまうのではないか」という懸念があるかもしれません。
あるいは、試験のためだけに単語帳を買うのはお金がかかる上に、使い捨てはしたくないという方もいらっしゃるかもしれません。それならば、思い切って辞書で勉強するのもオススメです。
また、語彙数と金額を比較すると、単語帳より辞書の方が圧倒的にコスパ良いです。
もちろん、単語帳も辞書も勉強するためのものなので、どちらが自分にとって学習しやすいかが最優先です。コスパ面だけで選ぶ必要はありませんが「辞書で単語を覚えられそう」という方はチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
理由3
たくさんの単語を
時短で覚えたいから
辞書の魅力は、なんといっても語彙の数です!
一般的な単語帳の語彙数が2,000~4,000個に対し、辞書は40,000~50,000個です。参考までに、手元にあるOxfordの辞書(洋書)は45,000個、少し古い和英辞書は57,500単語でした。また単語だけでなく、重要なフレーズや活用形なども載っており勉強の幅が広がります。
理由4
単語帳としても
辞書としても使える
単語帳としてだけでなく、本来の辞書としても活用できます。使い終わり手放すことを考える必要がなく、長年手元に置いて実用的なのは嬉しいですよね。まさに一石二鳥です。
まとめ

辞書を単語帳代わりに勉強する人は少数派だと言えるかもしれません。しかし、実際にやってみると、効率よく周回することができ思いのほか単語帳として適していると感じました。
勉強法は人それぞれ向き不向きがあり、さらにマイナーなやり方のため全員に向いていると断言することはできません。もし勉強法に悩んでいる方や本記事に共感された方は、辞書を使用することも視野に入れるのはいかがでしょうか?