ワインといえばイタリアやフランス、スペインなどが有名ですが、実は他にも素晴らしいワインを生産している国がたくさんあります。今回は、そんな隠れたワイン大国を5つご紹介します!
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
1.
ジョージア

ジョージアは、なんと8000年以上のワイン造りの歴史を持つ国です!特に「クヴェヴリ」という伝統的な土器を使った醸造法が特徴で、これにより独特の風味を持つワインが生まれます。
ジョージアのワインは、フルーティーでスパイシーな味わいがあり、特に「サペラヴィ」というブドウ品種が有名です。最近では、ジョージアのワインが日本でも身近に販売されるようになってきています。もし見かけた際は、歴史あるワイン大国の味を試してみてはいかがでしょうか。
2.
ルーマニア
ルーマニアは、古代からワイン造りが行われている歴史ある国です。特に「フェテアスカ・ネアグラ」という赤ワイン用のブドウ品種が有名で、その濃厚でフルーティーな味わいは一度飲んだら忘れられません。プルーンやブラックベリーのような深い果実味と、スパイシーなニュアンスが絶妙に調和しています。
ルーマニアのワインは、手頃な価格で高品質なものが多いため、知る人ぞ知るワインが美味しい国です。特に、地元の小さなワイナリーが作るワインは、個性的でユニークな味わいが楽しめます!
3.
ハンガリー

ハンガリーといえば、世界三大貴腐ワインの一つであるトカイワインが有名です。トカイワインは、貴腐ブドウを使用して作られ、蜂蜜やドライフルーツのような濃厚な甘さが特徴です。
特に「トカイ・アスー」は、フランス王ルイ14世が「王のワイン、ワインの王」と称賛した逸品です。トカイ地方は、ユネスコの世界遺産にも登録されており、その美しい風景とともにワインを楽しむことができます。
また、ハンガリーではフルミントやケークフランコシュといったブドウ品種も栽培されており、これらを使用したワインも高い評価を受けています。
4.
クロアチア

クロアチアは、アドリア海沿岸の温暖な気候を活かしたワイン造りが盛んです。特に「プラヴァツ・マリ」というブドウ品種が有名で、濃厚でスパイシーな赤ワインが特徴です。
プラヴァツ・マリは、カリフォルニアで人気のジンファンデルやイタリアのプリミティーボのルーツとも言われており、その深い味わいが魅力です。地中海料理との相性が抜群で、特に魚介料理やトマトベースのパスタとよく合います。また、赤ワインだけでなく「グラシェヴィナ」という白ブドウ品種も栽培されており、リンゴやアーモンドの香りが特徴のエレガントな白ワインが楽しめます。
5.
レバノン
レバノンは、中東のワイン産地として注目されています。特に「シャトー・ムサール」というワイナリーが有名で、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーズを使用したワインが人気です。レバノンのワインは、エキゾチックな風味と豊かな香りが魅力で、特にベカー高原で生産されるワインは高品質で知られています。
レバノンのワイン造りは、フランスの影響を強く受けており、フランスの品種を使用したワインが多く見られます。また、レバノンのワインは有機栽培が盛んで、自然の恵みを活かしたワインが楽しめます。
まとめ
イタリアやフランスほど知名度はないものの、知る人ぞ知る絶品ワインの生産国をご紹介しました。ワインを通じて、それぞれの地域の文化や歴史を感じることができるでしょう。ぜひ次回のワイン選びの参考にしてみてください!