私たちは日頃、スマートフォンやパソコンに囲まれて生活しています。しかしながら、便利で楽しい反面、自分でも気づかないうちに心身ともに疲労することもあります。そこで、健康のためにもデジタルの時間を削減しようという「デジタルデトックス」というアイディアが生み出されました。

「デジタルデトックス」とは、スマホやパソコンなどのデジタル機器を使わない時間を設けることで、心身の疲労やストレスを軽減することです。簡単に言えば、デジタル機器から少し離れてリフレッシュすることです。理想的な生活かもしれませんが、現代社会ではなかなか難しいものです。

そのため、日常から離れた旅先だからこそチャレンジしてみるのがオススメです!旅先でデジタルデトックスをすることで、心も身体もリフレッシュできます。今回は旅先でデジタルデトックスをするメリットを6つご紹介します。

1.
ストレス軽減

デジタルデトックスをすることで、常に情報にさらされるストレスから解放されます。つい気になって、何も用はないのに開いてしまうSNS、マスコミが取り上げるニュース、物欲が駆り立てられる新商品情報など、心揺さぶられる情報源から離れることはリラックスために重要です。
非日常の自然や街で過ごすことで、心が落ち着き、リラックスできます。特に、山や海などの自然環境は、心を癒す効果があると言われ日常の喧騒から離れるのに最適な場所です。

2.
睡眠の質向上

スクリーンから離れることで、ブルーライトの影響を受けずに済みます。これにより、睡眠の質が向上し、翌日の活力が増します。日常だと、どうしてもスクリーンやブルーライトから離れられませんが、旅先では自分の意思次第で離れることができます。
特に、夜間にデジタルデバイスを使わないことで、メラトニンの分泌が正常化し、深い眠りを得ることができます。つまり、美容のためにも就寝前のスマホはしないようにしましょう!

3.
人間関係を大切にできる

デジタルデトックスをすることで、家族や友人とのコミュニケーションが増えます。直接会話をすることで、より深い絆を築くことができます。旅先では、アクティビティや一緒に行動することで共通の思い出を作ることができ、人と人とのつながりを大切にすることができす。SNSに頼らず、目の前の人との時間を大切にすることで心のつながりが深まります。

4.
創造力の向上

創造性は、画面越しからではなく実際に五感で感じることで得ることができます。デジタルデバイスから離れることで、頭がクリアになり、新しいアイデアや創造力が湧いてきます。
多くの芸術家や学者は、自然の中でのんびり過ごすことで、インスピレーションを得ています。特に、日常から離れた自然の美しい風景や静かな環境は、創造力を刺激し、新しい発想やアイデアが生まれやすくなります。アートや執筆などのクリエイティブな活動に取り組むのにも最適です。

5.
身体の健康促進

肩こりや眼精疲労、猫背、デジタル社会で暮らす私たちには疲労が蓄積しています。デジタルから離れることで、これらの疲労を解決することができます。旅先では、自然と歩く必要があったり、アクティビティをしたくなります。新鮮な空気を吸いながらハイキングやサイクリングなど、身体を動かすことで健康的に過ごすことができます。日頃、運動する習慣がない方でも旅に出ることで、自然の中での運動をすることで精神的なリフレッシュにもつながります。もしかしたら、帰宅後、旅先でもっと歩きたくなり体力をつけるため運動するようになるかもしれません。

6.
自分と向き合う時間

デジタルデトックスを通じて、自分自身と向き合う時間が増えます。デジタル機器から離れ、自分の考えや感情を整理し、自己認識が深まります。静かな環境での瞑想や日記を書くことで、自分の内面と向き合うことができます。また、旅先での新しい体験や出会いも自分を成長させるきっかけとなります。
「自分探し」とは少し異なる「自分と向き合う時間」を意図的につくれるのも、旅先ならではの時間の使い方です。

まとめ

デジタルデトックスは、心も身体もリフレッシュさせる素晴らしい方法です。日常では難しくても、非日常の旅先ならチャレンジできるかもしれません。次の旅行では、手元にあるデジタルデバイスをバッグに入れて、自然の中でリラックスしてみてくださいね!